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先日、「iPhoneとツイッターで会社は儲かる」をご献本いただき、拝読させていただきました。
僕も社内でツイッターを活用するのは、会社の良さを見える化させるためにも、規模がさらに拡大したときの社内コミュニケーションツールとしても有効だと感じていたため、非常に興味深い内容でした。
実は私と同時期に、うちの社長もこの本を読んでいたようで、私の属する会社でも社内ツイッターを活用することになっていたのです。
とはいえ、ツイッターを昔から使っている人間が数名しかおらず、ほとんどの社員が、「ツイッターとはなんぞや?」という状況であったため、いかにしてその良さを伝えるかが最初のポイントでした。
その点においても、この本は「社内でツイッターを使ったら、一体何が起きたのか」ということを軸にしているため、ある意味自社で導入した際の疑似体験ができるといえるものになっています。
それは、社員間でどういった変化が起きたのか、あるいは、どのようなリスクが考えうるのかといったことを、社内で導入する前にある程度想定することができるものです。
そのため、自社で導入するメリットがどこにあるのか、事前に社員たちへ伝えておきべきこと、気を付けてもらうことは何なのかを判断する好材料にもなったのです。
社内ツイッター導入で何が起きたのか
まだまだ導入したてで、数日前に僕が「初心者限定!ツイッター勉強会」なるものを開催したばかりなので、効果を測るには早いと思いますが、すでにいくつかの点において変化が起き始めています。
その変化が起きたいくつかの点とは?
- ほめない人がほめるようになった
- 現場の意見がすぐさま反映されるようになった
- みんながすごく身近に感じるようになった
- 他人の本音がわかるようになった
- 自社サービスに対するアイデアを瞬時に共有できるようになった
一昔前であれば、こういったことはリアルでやるべき事だったのかもしれません、しかし昨今、なかなかそういったことができなくなっています。
さらに、これらの項目に対してスピードが求められるようになっているこれからの世の中では、ツイッターのようなツールを使うことで、その力を増幅させるべきなのかもしれません。
社内導入時のコツ
社内へツイッターを導入する際に、いくつか気をつけておきたい点があります。
そのいくつかのコツとは?
- 社内専用アカウントで行うこと
- 導入当初は取り締まらないこと
- みんなが等身大であること
- 誰もが気後れしないこと
- とにかくユルくあること
- ダダ漏れすぎないこと
- 業務中でも関連する事はつぶやくこと
これらができないと、その効果を得られないどころか、社員にもなかなか普及しなくなってしまいます。
特に社外への情報漏えいが気になることろですが、当初フォローする人間を社内に絞っていれさえすれば、ほとんど外部に広がることはありません。
フォローする人を社内に絞っている期間に、出して良い情報をどこまでとするか、もしくはなにか問題はないかを静観し、ある程度ガイドラインとして設けておいて、外部へも広がるようにすると良いのではないかと感じています。
しかし、同時にプライバシーマークに関わっている会社や、規模の大きな企業ではなかなかうまく行くものではないと感じるのも否めません。
そう考えると、社内ツイッターを有効活用できるのは、中堅から中小企業なのではないかと思います。
まとめると
社内ツイッターは、社員数が十数名、部署が3つ以上あるような会社で、社内のコミュニケーションが少し薄くなってきたのではないかと感じる企業が導入すべきだと考えています。
もちろん、ツイッターはあくまでツールでしかありませんから、それに付随する部分でも積極的に行動しなければ、効果を得ることはできないでしょう。しかしながら、コミュニケーションやナレッジマネジメントが如何に重要なのかという理念を社内に共有することができていれば、間違いなく良い効果を得られるのではないでしょうか。
社内ツイッターに興味をお持ちの方は、導入前にぜひご一読ください。
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