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昨年10月以来のランキング紹介になるが、ベスト3のランクは不動なものの、シェアの数字はどうやら大きな変化を見せているようだ。
その変化から見えてくるものもなかなか面白いものがあるので一読いただきたい。
2010年4月 ツイッタークライアント利用者ランキング
前月順位と見比べてみて、全体の数が減っていることも、生き残りの難しさが現れていることを示唆している。
では、ここで上位10位クライアントの昨年10月とのシェアを比較してみようと思う。
上位10位のシェア遷移

ツイッタークライアント シェア遷移(上位10位)
特にWEBの利用者減少については、Twitter本体がTweetieを買収し、クライアントを無償提供し始めたのも分かるように感じられる。しかし、当のTweetieもシェアの数字を落としているため、このままで安心出来るとは言い難い状況だともいえる。
このクライアント(Tweetie)は、今後「Twitter for iPhone」と名称を変更して提供される模様。
foursquare の伸びから見えるもの
また、昨年10月時点ではシェア0.78%だったfoursquareの伸びも気になるところ。
理由として考えられるのは、リアルなビジネスとの連携が優れているからだ。つまり、モバイルの位置情報から店舗を結びつけることができ、店舗とユーザーが双方向から容易に発信することができるということ。
この根幹モデルに、ユーザーに対するポイントや称号を与えるような、日本のモバイルビジネスでいうところの、アバターやアイテムに近いものを付与することで、人気を得ているのだと考えられる。

お店に入ったときに、コメントともにチェックインを通知すると、ポイントや称号が付与される。
foursquare について、事例付きで紹介しているTwitterの次はこれじゃね?今一番イケてる(と僕が思っている)『foursquare』について調べてみたのエントリも参考になるだろう。
WEBや、TLを見てつぶやくだけのクライアントの利用率が減っていることからも、ツイッターの基本機能にさらなる付加価値を与えるものがなければ、今後クライアントの利用者を増やすのは難しいであろうと思われる。
逆にユーザー目線で言うと、どのようなものを付加してくるのか、楽しみな部分も多いだろう。
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